2016-01-01から1年間の記事一覧
日本ではまだまだな感はありつつも、欧米諸国では数多の企業が顧客との窓口GUIとして取り入れようとしているチャットボット。 様々なケースの使い道が出現しているのにもかかわらず、まだ脚光を浴びていない非常に重要な分野がある。それは"教育"だ。 我々は…
著名人というものはメディアから引っ張りだこであるものだ。 数多のインタビューを受け、それらはさまざまな媒体にて公開される。しかしこう言ったインタビュー記事を見ているとまたこの質問か、と同じようなものであったり至極当たり前のものを聞いているも…
最も難しいとされる夢の近未来技術の一つに、汎用的で強い人工知能があげられるだろう。 簡単に言えば、Ironmanの J.A.R.V.I.S.やスタートレックのヴィジャーのような、知性と人格を持つプログラムである。 しかしまだまだ技術的な壁が多く残っており、一説…
ふとした時に風邪をひいてしまい、会社を休んでいざ病院に向かったはいいが、とんでもない混雑で、診察までに2時間も待たされてしまった、なんてことはないだろうか? 筆者も久々に訪れた病院で、診察システムが変わっていたりで、簡単な診察にたどり着くま…
かつてはゲームボーイ、PSPなどポータブルなゲーム機器が名をはせていたが、近頃ではすっかりスマホゲームに取って代わられた感がある。 そしてそのスマホゲームに新たな変革の形が訪れようとしている。そう、お待ちかね、チャットボット紹介の時間だ。 ドイ…
チャットボットは新しい技術だ。 設計、デザインにあたり、どんなものを作るかという議論は慎重に行わなければならない。弊社においても頻繁に議論されており、果たして本当にチャットの優位性やユーザビリティはあるのか?先方に価値を届けられるのか?しっ…
米国を中心にざわついているチャットボットだが、実はその市場を最初に創出したのは、MicrosoftでもFacebookでもない。 それでは誰なのかというと、それは中国の大手IT企業テンセントだ。彼らが開発した Wechatというアプリが最も進んだbotプラットフォーム…
映画というものは星の数ほど存在する。そんな作品たちに対する人々の感性もまたしかりだ。 つまるところ、人々はよほどの映画好きでもない限り、その映画の海の中に眠る自分が本当に好きになるかもしれない作品を知らないまま毎日過ごしているのだ。 と、い…
ふとした瞬間、お店の中だったりにぎやかなクラブの中だったりで、「あ、この曲いいな。なんという名前の曲なんだろう?」と考えたことはないだろうか? そういった状況の人々を助けるためのサービスはこれまでもあったかと思う。が、このブログの趣旨を考え…
Siriを超えろ Hey, Siri. 誰もが1度は使用したことがあるiPhoneの1機能。 人の声に正確に反応して、一瞬でユーザーの質問に答えることができるとても優秀な機能である。 ところでSiriは、SRIインターナショナル(以後SRIと表記)という企業からスピンアウト…
お金持ちになる条件 お金持ちになりたい!好きなものを好きなだけ買って、自由を満喫して、あわよくばモテモテになりたい!そんな欲望を抱く人は多いかと思う。しかし、そんな理想を達成しているのは、Warren BuffetやBill Gatesのようなほんの一握りの何か…
情報革命と、顧客ニーズの膨張 90年代に始まったインターネットや、iphoneに端を発するスマホの普及によって、人類が生み出し、扱わなければならないデータの総量は加速度的に増え続けている。 そういった状況を受け、いくらかの企業はデータそのものの扱い…
今年はアメリカにとっては大きな変化の年になるのかもしれない。そう、大統領選挙だ。ニュース番組などでもよく騒がれていることかと思う。かくいう日本でも7月は参議院選挙、都知事選挙となかなかの選挙ブームだ。一体どれほどのお金がばらまかれているの…
昨今、巷で騒がれているチャットボットだが、具体的にどんなことができるのか。今回は業務用の"ビジネスボット"について見てみよう。 ビジネスボットは簡単に言えば、業務のプロセス、いろいろな管理、報告、連絡を自動化してくれる類のチャットボットだ。 …
心のカウンセリングをチャットアプリ上でしてくれる、そんなチャットボットが"joy"だ。 昨今では生活の物質的な豊かさの水準はたしかにあがった。しかし精神的な面ではどうだろうか? 帰宅ラッシュで混みあう電車内や繁華街の道すがら、いったいどれだけの人…
シンガポールではe-Government(ネット政府)サービスを積極的に推進している。 バーチャルアシスタントのAsk Jamieという仕組みを導入し、市民からの質問を受け付けるという試みだ。 シンガポール情報通信開発庁(IDA)によれば、過去数年で市民からの質問…
海外のキャンディというと独特の派手な色合いを思い浮かべる方も多いだろう。 そんなキャンディメーカーのTrolli(トローリ)がフェイスブックメッセンジャーのチャットボットを発表した。 基本的にはブランドに関連したクイズやGIFの表示などで交流ができる…
ミレニアル世代をターゲットとした人材サービスを提供するFirstJobは、採用を自動化するチャットボットのMyaを開始した。Myaは採用プロセスの75%を自動化する。転職活動をするユーザーにとっても、企業側によってもお互いに良いことだという。 FirstJobは201…
バッファローウイングと言えば、何を思い浮かべるだろうか。個人的には、グローバルアストロラインズ社代表の児玉氏の著作である「パンツを脱ぐ勇気」で、バッファローウイングの全米選手権に関連する描写があまりに過酷すぎて忘れられない。 Wingstop さて…
ピザの注文がチャットで完了する、というのはユーザーにとっても良い話だ。まず注文のために電話するのがそこそこ面倒だ。つながらないこともある。電話口で、100分待ちだと言われることもある。 ピザハットによれば、今秋を目途に、フェイスブックやツイッ…
シンガポールからは不動産売買のチャットボットが登場している。不動産ソフトウェア会社StreetSineが、個人向け不動産売買のパーソナルアシスタントを発表した。StreetSineは、Singapore Real Estate Exchange (SRX)の運営元でもある。 Sevi Seviが対応する…
日本においては、Skypeで通常コミュニケーションを取っている人はかなり限定的だろうが、世界中で3億人のユーザーを抱えるマイクロソフトの肝いりのサービスだ。 Skype用ボット開発プラットフォーム「Skype Bot Platform」は既に3万人の開発者が利用しており…
「チャットボット?ああ、そんなのあったね」と語られるような時代がくるのかはまだ分からないが、市場に現れた初期のチャットボットは欠点だらけだ。 The Guardian (ガーディアン紙)はCNNやHi PonchoのようなBotは不自然さばかりで、かなりイライラさせる…
Siri、Cortana、Google Now、Alexa、Facebook Mなど、バーチャルアシスタント関連の開発競争は日々激しさを増しており、昨今バーチャルアシスタントに関連するスタートアップが注目を浴び続けているのはご承知の通りだろう。ミーティングの設定から健康アド…
インドのスタートアップは引き続き盛り上がりを見せているが、チャットボット、人工知能の界隈でも同様だ。ここではスタートアップがバーチャルアシスタントを開発するための豊富な資金が集まっている。 例えば、あなたがタクシーを予約したいとする。でも、…
人生一度。不倫をしましょう。(Life is short. Have an affair.)というスローガンで知られるアシュレイ・マディソンがハッキングの被害に合い、大量のデータが流出してしまったのは記憶に新しいところだ。同データには登録会員の数百万回分の支払い情報や…
チャットボットを、ブランドのマーケティングとして活用する手法は既に以前から行われてきた。 ニンジャ・タートルズは映画のプロモーションとしてチャットボットを活用している。映画の主人公の一人であるミケランジェロと会話するように雑話が進んでいく形…
2016年4月のF8会議で、フェイスブックのメッセンジャーがチャットボットを発表した際に、フェイスブックCEOのザッカ―バーグは1-800 Flowersを事例として取り上げ、こう言った。「このサービスを愛しているんだ。皮肉なんだけど、1-800 Flowersに注文するため…
チャットインターフェースによる人材採用と言えば、LINEバイトが既に大きく知られているところだが、すべての流れをチャットで済ませる訳ではなくWebでの検索とチャットでのテキストのやり取りを組み合わせたものだ。当然の流れだが、今度はすべての採用活動…
銀行の口座情報確認や少額の振り込みなど、消費者にとって利便性が重視される業務を効率化できたら便利だろうと誰しもが思うだろう。 Kasisto(カシスト)の人工知能プラットフォームは、DBSと連携し、インドで携帯電話のみでアクセス可能な銀行を運営してい…